オランダ代表FWアリエン・ロッベンが、所属するマンチェスター・ユナイテッドで苦しむFWメンフィス・デパイにアドバイスを送った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　昨シーズン、PSVに所属していたデパイは、エールディビジで22得点を挙げて得点王に輝いた。今夏、2500万ポンドの移籍金でユナイテッドに加入し、伝統の7番を付けている。

　しかし、デパイは直近のリーグ戦4試合でピッチに立つことさえできていない。ここまで8試合出場、1ゴールにとどまっている。

　オランダ代表の先輩でもあるロッベンは、デパイの現状を難しい状況と表現し、苦境を乗り越えるためのアドバイスを送ると約束した。

「もちろん、アドバイスをするよ。僕たちは、選手としてお互いを助け合う。それがチームが次のステップに進むことにもつながるんだ」

「彼は難しい状況にいる才能に溢れた選手だ。僕はアドバイスを送ることはできるけれど、最終的には彼自身が、この状況に向き合わなければいけない。強さを示し、正しいメンタリティを示す必要がある。選手が成長する上で、こうしたときは必要なんだ。どんな選手も、常に脚光を浴びるわけではないし、難しい時期を過ごす。特に若いときはね。彼には長いキャリアがあるし、正しいメンタリティでいられれば、才能に疑いはない。努力を続ければ、彼が成功すると確信しているよ」

　EURO2016本大会の出場権を逃したオランダ代表。今後のチームを引っ張っていくデパイには、大きな期待が寄せられている。

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