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「ベニテスじゃ無冠に終わる」…C・ロナウドがペレスに直訴? だが会長はエース放出を容認?

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 事実かどうかは、分からない。だがもしも事実なら、見過ごせない発言だろう。レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが、フロレンティーノ・ペレス会長に、ラファエル・ベニテス監督では無冠に終わると話したという。スペインメディアが報じた。

『コンフィデンシアル』の報道として『アス』が伝えたところによると、C・ロナウドはセビージャ戦の遠征前にペレス会長に対し、「この監督じゃ僕らは何も勝てない」と訴えたという。本当であれば、事実上の解任要求だ。

 一方で、報道ではC・ロナウドとペレス会長も緊張関係にあるとしている。チャンピオンズリーグでパリSGと対戦した際に、ローラン・ブラン監督に話しかけたことや、最近の一連のインタビューを、ペレス会長がよく思っていないというのだ。

 ペレス会長はC・ロナウドとの契約を延長するためにクラブが努力してきたことを選手が理解していないとし、信頼する幹部の一人に「誰かが契約解除金を払うなら、彼を手放そう」と話したと報じられている。

 ベニテス監督やペレス会長との関係悪化が騒がれるC・ロナウドは、今季の開幕時点でマドリーに不満を感じていたとされ、それが一向に解消されていない様子だ。理由の一つは、MFガレス・ベイルの存在とされている。ベニテス監督とペレス会長の寵愛を受けているとされるベイルだが、C・ロナウドはピッチの内外を問わず、シンパシーを感じていないという。

 そういったこともあり、C・ロナウドは不信感を募らせ、それがドキュメンタリー映画公開のセレモニーにマドリー関係者を招待しなかった理由ともされている。

 パリSGなど移籍の噂も絶えないC・ロナウドが、来夏のマーケットで大きな動きはあるのだろうか。


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