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解任の危機を感じるファン・ハール 「団結して抜け出さなければ」

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 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、自身のポストが危ういかもしれないと感じている。

 ユナイテッドは19日、プレミアリーグ第17節でノリッジ・シティをホームに迎え、1-2で敗れた。今シーズンのオールド・トラフォード初黒星で、連敗も初である。

 今週はジョゼ・モウリーニョがチェルシーの監督ではなくなっており、次はファン・ハールか、という声も出ている。チェルシーを去ったモウリーニョがユナイテッドの監督になるのではないかとの噂もあった。

 ノリッジに敗れた後、ファン・ハール監督がイギリス『スカイ・スポーツ』にコメントを残した。

「監督は信頼が大事だ。そして、それは試合に負ければ下がっていくものだということも知っている。そこから目を背けることはできない。それがサッカー界というものだ。私は分かっているし、選手たちも分かっている。勝つことに慣れたチームだから、こういった状況は難しい」

「マネジメントを変えることが、成功に直結するとは思わない。だが、それは私が信じるものだ」

 ユナイテッドが自身を支持するかと問われると、「そう思う。だが、この世界は分からないことだらけだ」と答えた。

 ファンからは強烈なブーイングがあったものの、オランダ人指揮官はサポートに感謝している。

「2点差とされた後も、ファンはサポートを続けてくれた。素晴らしい模範となってくれたね。この時期を抜け出すために、我々は団結しなければならない。物事がうまくいかないときこそ、フィロソフィーを信じなければいけない」

 公式戦6試合白星がないユナイテッド。チームに哲学を信じ続ける気持ちは残っているのだろうか。

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