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浮上続けるユーベ、7連勝なるか 「クラブの歴史に残る1年を勝利で終えたい」とアッレグリ

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 ユベントスは20日、セリエA第17節のアウェーでのカルピ戦に臨む。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は年内の最終戦を勝利で締めくくることへの意気込みを見せるとともに、シーズン後半に向けた展望を語った。

 昨シーズンはセリエAでの4連覇を含めた国内2冠を達成するとともに、チャンピオンズリーグでも決勝進出を果たし、惜しくも準優勝に終わった。大きな成果を残した1年間のラストマッチに向けて、アッレグリ監督は前日会見で次のように話している。イタリアメディアが伝えた。

「2015年は満足に満ちた1年間であり、クラブの歴史に残るものだったが、それも今は過去のことだ。この試合で、良い形で今年を終えなければならない」

「ここしばらくは良い時期だが、シーズン序盤には小クラブとの試合で何度も勝ち点を落としていた。カルピには絶対に勝たなければならない。我々の目標は1つだけだよ。大きな責任の伴う試合だ」

 今季序盤には低迷を味わったユベントスだが、リーグ6連勝で4位にまで浮上を果たしている。6ポイント差の首位インテルもまだ安泰ではなく、優勝争いは最後までもつれることになるとアッレグリ監督は述べた。

「今年は最終節、あるいは最終節の1つ前で決まるリーグ戦になるだろう。我々もそこにいなければならないし、2016年が2015年の最後の4か月間よりも良いものとなるような条件を整えなければならない」

「リーグ戦は終わってはいないし、インテルが優勝したわけではない。彼らは非常に良い戦いをしているがね。素晴らしい選手たちがいて、優勝経験の豊富な監督が率いている。欧州での戦いもなく、それが大きなアドバンテージなのは確かだ」

 ユベントスを下回る5位に後退したローマへの警戒も怠ってはいない。

「ローマも完全に脱落したわけではない。サッカーでは栄光から転落まですぐに移り変わるものだが、ローマには大きな力がある。最後までリーグを争いことになるだろう。それはナポリも同じだ」

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