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ベンゲル「ペップ退任発表は気に入らない」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督が先日、シーズン終了後の指揮官退任を発表したことが気に入らないようだ。

 契約満了をもってグアルディオラ監督が退任することになったバイエルンは、すでに来季からカルロ・アンチェロッティ氏を新監督に迎えることが決まっている。一方、グアルディオラ監督の新天地はまだ決まっておらず、カリスマ指揮官の次なる挑戦に注目が集まっているところだ。

 最も有力視されているのが、バルセロナ時代にともに仕事をした幹部たちがいるマンチェスター・シティ。そのため、現在シティを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は、以前から今季限りで退任する可能性を報じられている。一方で、公式戦6試合白星がないマンチェスター・ユナイテッドも、ルイス・ファン・ハール監督の解任やグアルディオラ監督への関心が噂されている。

 ベンゲル監督は23日の会見で、次のように述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「個人的には、監督がこれほど早くに(去就を)明かすのは好きじゃない。必ずしも自分のチームや、難しい時期にある監督たちにとって良いことではない」

 だが、ベンゲル監督がグアルディオラ監督を高く評価し、敬意を払っていることは変わらない。

「グアルディオラはトップクオリティーの指揮官だ。それは議論の余地がない。彼が勝ってきたからではないよ。バイエルンは彼が行く前から勝っていたし、バルセロナは今も勝っているからね。でも、彼のサッカーに対するポジティブな姿勢が素晴らしいんだ」

 一方で、ベンゲル監督はファン・ハール監督の解任報道にも苦言を呈している。

「私は憶測の世界に首を突っ込みたくない。私は個人的にファン・ハールをとてもリスペクトしている。今のことは、敬意を欠いていると思うね」

「彼はサッカー界で30年仕事をしてきた。そして素晴らしいクオリティーの仕事をしてきた。もっと時間を与えるに値することは当然だ」


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