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クラブOBがファン・ハールを痛烈批判「マンチェスター・ユナイテッドの監督ではない」

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 元マンチェスター・ユナイテッドのアンドレイ・カンチェルスキス氏は、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が「イングランドのサッカーを理解していない」と痛烈に批判している。

 ユナイテッド就任2年目の今季、タイトル獲得への挑戦が期待されていたファン・ハール監督だが、ここまでの結果は思わしいものではない。チャンピオンズリーグではグループステージ敗退に終わり、プレミアリーグでも5位に順位を下げている。

 公式戦3連敗、6試合白星なしという結果に、解任の決断が下されるのではないかとの憶測も強まりつつある。1991年から95年までユナイテッドでプレーした元ソ連代表・ロシア代表のカンチェルスキス氏は、古巣の指揮官について次のように語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

「ユナイテッドの今のプレーぶりには落胆しているよ。アレックス・ファーガソンの下では、4-4-2でもっと攻撃的なスタイルのサッカーをしていた。だがファン・ハールは違う形で物事を見ている。マンチェスター・ユナイテッドの監督ではないよ」

「ファン・ハールはとにかくイングランドのサッカーを理解していないと思う。チームにはリーダーが必要なんだ。ブライアン・ロブソンやロイ・キーン、ピーター・シュマイケルがそうだったようにね。適切な場面でチームに正しいものを与えて、リーダーシップを発揮できるような選手たちだ。監督がそれを望んでいないからこそ、これほどひどい結果になっている」

 だが、ファン・ハール監督をシーズン途中で解任するのは誤った決断だとカンチェルスキス氏は考えている。

「シーズン終了までは時間を与えられる必要がある。決断はそれから下されるべきだ。チェルシーはすでに、(ジョゼ・)モウリーニョを解任するという馬鹿げたミスを犯した。マンチェスター・シティも同じミスを犯そうとしているね」

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