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グアルディオラの指導法に疑問を呈するヒッツフェルト氏「彼は“戦術マニア”だが…」

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 バイエルンは先日、ジョゼップ・グアルディオラ監督の今季限りでの退任と、カルロ・アンチェロッティ氏が後任に就くことを発表した。かつてバイエルンの監督を務めたオットマー・ヒッツフェルト氏は、グアルディオラ監督の指導スタイルに疑問を呈している。

 今季が3年目のグアルディオラ監督は、昨季までブンデスリーガで連覇を達成し、DFBポカールでも1回の優勝を果たしている。しかしヒッツフェルト氏はドイツ『ビルト』のインタビューに答え、グアルディオラ氏が戦術面ばかりを指導しているために、選手との関係は良いものではないと語った。

「グアルディオラは戦術だけに集中している。昼も夜も試合の状況を考えている“戦術マニア”だが、対人関係は重視していない。彼はほとんどミーティングをせず、メディアに対しても自分自身を閉ざしてしまっているからね」

 一方でヒッツフェルト氏は、グアルディオラ監督の前に指揮を執っていたユップ・ハインケス氏が、2012-13シーズンに達成した3冠の可能性が、まだ残っていることを指摘した。ただグアルディオラ監督の退任が、バイエルンの今後に大きな影響を与えることはないとの考えを示している。

「ハインケスはグアルディオラと同等の成功を収めている。しかしグアルディオラは、まだ歴史を変えることができるんだ。今季3冠を達成する可能性はあるのだからね」

「いずれにしても、クラブの監督が変わるからといって、世界が終わるわけではない。バイエルンにとっては、まったく問題ないことだよ」

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