beacon

崖っぷちのファン・ハール、チェルシーに勝っても退任?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 すでに進退は決まっているのだろうか。イギリス『テレグラフ』は27日、マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、28日のチェルシー戦の結果によらず、退任するかもしれないと報じている。

 26日のプレミアリーグ第18節でストーク・シティに敗れたユナイテッドは、公式戦7試合で白星から遠ざかっている。公式戦4連敗は54年ぶりのことだ。

 ジョゼ・モウリーニョ前監督が去り、フース・ヒディンク監督が就任したチェルシーに敗れれば、ユナイテッドは1936年以来となる公式戦5連敗となる。この場合、以前から解任が騒がれているファン・ハール監督の立場は、いよいよ厳しくなるだろう。

 だが、チェルシー戦は結果に関係なくファン・ハール監督のラストゲームになるかもしれないという。『テレグラフ』は、ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOがストーク戦以降、ファン・ハール監督にサポートを伝えたものの、指揮官は流れを変えられるのかどうか疑念を抱いていると報じた。そのため、ファン・ハール体制終えんに向かうのは「避けられないようだ」と伝えている。

 ファン・ハール監督はストーク戦後、「クラブが解任しなければいけないとは限らない。自分がそうすることもある」と辞任を視野に入れていることをほのめかす発言を残している。ユナイテッドとの契約終了後に引退するはずだった指揮官は、予定より早くにサッカー界のベンチから去ることになるのだろうか。


●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP