間もなくスタートする1月の移籍市場で、大きな動きがあるのだろうか。マンチェスター・ユナイテッドが、ラツィオのブラジル代表MFフェリペ・アンデルソンの獲得に興味を示しているという。イタリア『レプブリカ』の情報を、イギリス『テレグラフ』が伝えている。

　2013年にラツィオに加入したF・アンデルソンは、昨季の活躍で一気に評価を高め、欧州各国のビッグクラブの注目を集めていたが、今年3月にラツィオとの契約を2018年6月から2020年6月まで延長した。だが今季に入り、ビッグクラブからの高額のオファーがあればラツィオが移籍を容認する、という報道があり、所属事務所は否定したものの、動向が注目されている。

　『レプブリカ』によれば、ユナイテッドの第一目標は、レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだが、実現しなかった場合に備え、F・アンデルソンも注視しているという。契約を延長したこともあり、移籍金は4500万ポンド(約80億円)が見込まれているが、ユナイテッドには支払う用意があるとされる。

　とはいえユナイテッドは、ルイス・ファン・ハール監督の去就が取り沙汰されているところで、その動向次第で移籍市場の戦略も変わる可能性がある。F・アンデルソンは夏の移籍市場でもユナイテッドのターゲットとして名前が挙がっていたが、年明けに具体的な動きに発展するのだろうか。

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