beacon

移籍の憶測を拡大させるC・ロナウド「どのリーグにも扉は閉ざさない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドは、またも自身の移籍への憶測を加速させるような言葉を発している。今後も去就に関しての騒ぎが収まることはなさそうだ。

 先日にはドイツ『キッカー』のインタビューで、マドリー退団の可能性について「どうしてダメなんだい?」と否定しなかったC・ロナウド。マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長からは「なぜそういったことを言うのかね?」と詰問され、「そんなことは話していない」と答えていた。

 また、チャンピオンズリーグでパリSGと対戦した際には、敵将ローラン・ブラン監督との「秘密の会話」が話題となった。C・ロナウドはブランの耳元で、「一緒に仕事がしたい」とささやいたとも報じられている。

 さらに今回は、イギリス『FHM』によるインタビューでも移籍の可能性を示唆したとしてスペインメディアが伝えた。C・ロナウドは「どのリーグやどの場所に対しても扉を閉ざすことはないよ」と語ったという。

 加えてマドリーの7番は、より積極的な言葉でMLS行きの希望を口にしている。「絶対に、1年間アメリカでプレーすることを考えているよ。あそこに住んでプレーする可能性があるということはいつも言っているからね」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したC・ロナウドにはプレミアリーグ復帰の噂も絶えない。イングランドを懐かしむ発言もしており、これもまた憶測の材料となるかもしれない。

「(ユナイテッドでは)父と子のように接してもらって、信じられないような時期を過ごすことができた。(リオ・)ファーディナンドやナニ、アンデルソン、(ネマニャ・)ビディッチ、(パトリス・)エブラなどとは今も連絡を取っているよ。それに、副監督を務めている(ライアン・)ギグスともね」

「(イングランドのサポーターは)信じられないよ。僕にとっては世界最高だ。彼らは礼儀正しくて、選手をリスペクトしてモチベーションを高めてくれる。彼らのことが大好きだよ」

 代理人のジョルジュ・メンデス氏は一連の移籍の噂を否定し、「クリスティアーノはマドリーで引退する」と主張しているが、本人には騒ぎを沈静化させるつもりはないのだろうか……。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP