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デル・ボスケがピケにチクリ「ソーシャルメディアの使い方を知るべき」

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 インターネットが普及したことにより、指揮官の悩みの種は増えてしまったのかもしれない。スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、選手たちにソーシャルメディアの使い方を心得る必要性を説いている。

 多くの選手が『ツイッター』や『フェイスブック』などを愛用しているが、その筆頭と言えるのはバルセロナDFジェラール・ピケだろう。しかし、ピケの発言は影響力があるだけに問題も少なくはない。

 実際レアル・マドリーがコパ・デル・レイ敗退濃厚となった際にピケが『ツイッター』で泣き笑いの顔文字を投稿し、これが大きな騒動に発展した。マドリーDFアルバロ・アルベロアが「彼は将来的にコメディークラブに入るだろうね」と応戦すると、両者は激しい舌戦を繰り広げることに。マドリーDFセルヒオ・ラモスはピケに対して「敬意を欠いた言動を慎むべき」と忠告した。

 デル・ボスケ監督はスペイン『ラジオ・マルカ』でこういった選手たちのやり取りに警鐘を鳴らしている。

「ソーシャルメディアの使い方を心得なければいけない。そうできないのであれば、使うべきではないよ。我々は最良の共同生活を求めているのだから」

 一方、EURO2016終了後の退任が噂されているデル・ボスケ監督は、スペインサッカー連盟(RFEF)のアンヘル・マリア・ビジャール会長の考えを尊重するとしつつ、改めて続投の意思がないことを示している。

「私はRFEFとビジャールとの取り決めに基づいて行動している。だが、私の続投とビジャールの再選は関係ないよ。今の時点で、2018年のワールドカップで私が指揮を執ることは考えていない。まだ時間は残されているけれどね」

「私が連盟から離れることはないだろう。要望された職に就くよ。ただ、私は65歳だ。生涯を通じてベンチから指示を送れるとは思わない」

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