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ポカール準決勝進出を喜ぶトゥヘル 「完璧な試合ができた」

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 9日のDFBポカール準々決勝で、ドルトムントシュツットガルトを3-1で下した。トーマス・トゥヘル監督は、立ち上がりから主導権を握っての勝利を喜んでいる。

 シュツットガルトユースの監督としてキャリアをスタートしたトゥヘル監督にとっては、古巣の一つとの対戦だった。また現在シュツットガルトを率いるユルゲン・クラムニ監督は、マインツの下部組織でコーチを務めていたときの同僚でもある。

 試合は5分に先制し、21分に追い付かれたものの、31分に突き放した。後半は押し込まれる時間帯もあったが、終了直前に決定的な3点目を奪っている。トゥヘル監督はドイツ『ARD』のインタビューで、次のように振り返った。

「満足しているよ。後半の立ち上がりにカウンターのチャンスを簡単に逃し、結局チャンスにすらつながらなかった場面があったけれどね。あの時間帯で3点目を決めていれば、試合を落ち着かせることができたかもしれない。だが、(絶好調の)相手、今日の状況、コンディションなどを考えれば、完璧な結果の、完璧な試合ができたと思う」

 この日は最近の試合と比べると選手起用などで、やや守備的なアプローチを選択した。これについては、次のように説明している。

「特に相手の(MFフィリップ・)コスティッチや(クリスティアン・)ゲントナーを追いかけなければいけない展開は避けたかったので、少し引いた形を選んだ。だから今日は、よりフレッシュな状態で動けるマッツェ(マティアス・ギンター)をユーレ(ユリアン・バイグル)の代わりに起用したんだ」


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