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お疲れバルサ!? リーガ8連勝も…降格圏ラス・パルマスに辛勝

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[2.20 リーガ・エスパニョーラ第25節 ラス・パルマス 1-2 バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第25節が20日行われ、降格圏の18位ラス・パルマスのホームに乗り込んだ首位バルセロナが2-1の勝利を収め、公式戦の無敗記録を32、リーグ戦の連勝を8に伸ばした。

 17日に延期分のヒホン戦を消化し、中2日でこの一戦を迎えたアウェーのバルセロナがいきなり先制に成功する。前半6分、MFアンドレス・イニエスタのスルーパスから左サイドを駆け上がったDFジョルディ・アルバがグラウンダーのクロスを送ると、中央に走り込んだFWルイス・スアレスが右足でネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 しかし、すぐさまラス・パルマスが試合を振り出しに戻す。前半10分、右サイドからFWタナが中央に送ったボールをMFホナタン・ビエラが巧みなヒールでPA内に落とすと、反応したFWウィリアン・ジョゼが決めて同点に追い付いた。

 前半27分にはFWリオネル・メッシのFKから完全にフリーになったスアレスが叩き付けたヘディングシュートがゴール右に外れてしまう。しかし同39分、右サイドを突破したスアレスのパスから狙ったメッシのシュートはGKハビ・バラスにストップされたものの、こぼれ球をFWネイマールが蹴り込んで再びバルセロナがリードを奪った。

 2-1とバルセロナが1点をリードしたまま後半を迎えると開始早々にバルセロナが好機を創出する。だが、DFダニエウ・アウベスがヘッドで折り返したボールからスアレスが至近距離で放ったシュートは、好反応を見せたJ・バラスに阻まれてしまった。同15分にはJ・ビエラのシュートのこぼれ球に反応したジョゼが決定機を迎えたものの、枠を捉え切ることができずにラス・パルマスは同点に追い付くことができない。

 その後、ラス・パルマスが猛反撃に出るも後半38分のFWセルヒオ・アラウホのシュートがわずかにゴール右に外れるなど同点ゴールは生まれず。バルセロナが辛うじて逃げ切って2-1の勝利を収めた。


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