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ペジェグリーニはGKカバジェロ称える一方、GKハートへの気遣いも

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[2.28 キャピタル・ワン杯決勝 リバプール1-1(PK1-3)マンチェスター・C]

 キャピタル・ワン杯の決勝戦が28日、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われ、マンチェスター・シティは1-1で迎えたPK戦の末にPK3-1でリバプールに勝利。2013-14シーズン以来、2年ぶり4回目の優勝を果たした。

 今季限りでの退任が決まっているマヌエル・ペジェグリーニ監督は、クラブ公式サイトによると「とても嬉しいよ。私の最後のシーズンだからってわけではないよ。色々なことで嬉しく思っているんだ」とコメント。

「チームのパフォーマンスを嬉しく思っている。リバプールはとても難しいチームだ。エティハドスタジアムで起こったことを覚えているだろう?」と昨年11月21日のプレミアリーグ第13節ではリバプールに1-4で敗れていたことを挙げ、この日の勝利を喜んだ。

 またGKジョー・ハートではなく、キャピタル・ワン杯での起用を続けたGKウィリー・カバジェロがこの日はPK3本ストップで勝利の立役者となった。これについて、ペジェグリーニ監督は「カバジェロの活躍を嬉しく思っている。彼はこの瞬間、優勝を味わうに値するプレーをした。ウィリーはとても良いキーパーだよ。彼は、PK戦の時、リバプール選手たちが蹴る瞬間まで待っていた。彼はあてずっぽうで止めたわけじゃない。だから3回も止めることができたんだ」と称える。

 殊勲のGKを労った指揮官だったが、もちろん出場のなかったハートへの気遣いも忘れない。「ハートの活躍も嬉しく思っているが、良いキーパーなのは彼だけじゃない。でも言っておきたいのはハートはとても良い人間でもあるということだ。(今回も)ウィリーをとてもよくサポートしていた」と言及。

「私が指導しているチーム全体のことを嬉しく思っているよ。自分の言葉で話せなかったり、ウィリーがプレーできないのであれば、負けたほうがましだよ」と語った。


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