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バイエルンCEO:「ドルトムント戦は絶対に負けられないものとなった」

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 バイエルンは2日に行われたブンデスリーガ第24節、マインツとのホームマッチを1-2で落とした。カール・ハインツ・ルンメニゲCEOはドルトムントとの天王山について「絶対に負けられない」と意気込んでいる。

 今季初めてアリアンツ・アレーナで黒星を喫したバイエルン。マインツMFハイロ・サンペリオのゴールにより0-1で前半を折り返すと、後半FWアリエン・ロッベンが同点弾を決めたが、終盤にマインツFWジョン・コルドバに勝ち越しゴールを許し、そのまま試合終了の笛を迎えた。

 ルンメニゲCEOは試合後、マインツの勝利は「奇跡ではなかった」と述べ、バイエルンの出来が悪かったことを認めた。ドイツ『シュポルト1』のインタビューで以下のように語っている。

「奇跡ではなかったよ。マインツはとても上手いプレーを見せたと思うね。それに対し、我々はあまり上出来だったとは言えないだろう。マインツのプレーを見れば、この結果は不運ではなく妥当な敗戦だったね」

「1-1の後、もう1点決めることを祈っていたが、今日は調子が悪かったのかもしれない。この試合をひっくり返すために必要な努力を見せられなかった。そうなれば、久々にホームマッチを落とすことだってあり得る」

 マインツ戦に臨む前、2位ドルトムントとの勝ち点差は8ポイントだった。その差がチームを油断させたのだろうか。

「いや、それはないと思う。8ポイントの差はここしばらくあったもので、今日の問題はそれではない。何人かが土曜日の試合のことを考え過ぎて、今日の試合が簡単だと思っていたのかもしれない。だが、マインツはだてに5位につけているわけではないし、良いシーズンを送っている」

 この敗戦で、ドルトムントとの勝ち点差は5に縮まった。5日には、そのドルトムントとの直接対決が控える。敗れればタイトルレースがオープンになってしまうだけに、同CEOは次のように強調した。

「今日、3ポイントを加えていたら、順位表の眺めが我々をよりリラックスさせただろう。だが敗戦したため、土曜日の試合は絶対に負けられないものとなった」

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