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未成年時にトルコのクラブとプレ契約? FIFAがチャルハノールを調査

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 レバークーゼンは17日、MFハカン・チャルハノールが17歳のときに交わした契約がFIFAの調査対象になったことを明かした。

 2011年、当時17歳だったチャルハノールは、現在2部のカールスルーエの下部組織に所属していた。そのときに翌シーズンからトルコのトラブゾンスポルに加入することで、プレ契約を交わしていたとされている。

 『キッカー』『シュポルト1』などドイツ複数メディアによると、トラブゾンスポルはプレ契約の際、チャルハノールと選手の代理人にそれぞれ10万ユーロずつを支払った。この合意を破棄した場合、100万ユーロの罰金を支払うという条件もあった模様だ。

 チャルハノールはその後、2012年夏にハンブルガーSV(HSV)に移籍したが、レンタルという形でカールスルーエに残留した。2013年からはHSVでプレーし、トラブゾンスポル移籍は実現せずに終わっている。

 レバークーゼンの声明によると、チャルハノールは問題となっている契約を交わした時点で未成年だった(ドイツでは18歳未満が未成年)。さらに、カールスルーエとトラブゾンスポルの間では合意がなかったことも記されている。

 FIFAの調査は今後数か月続く見通しで、その間にチャルハノールの出場が制限されることはないそうだ。

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