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66年ぶりセリエA最多得点記録更新の可能性が…退場で大暴れのイグアインは4試合出場停止か

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 ナポリのFWゴンサロ・イグアインに4試合の出場停止処分が下る可能性が浮上している。66年ぶりの更新に期待がかかるセリエA最多得点記録にも大きな影響を及ぼしそうだ。

 大暴れの代償は思いのほか重くなりそうだ。イグアインは3日に行ったセリエA第31節のウディネーゼ戦で前半24分に大台に乗せる今季30点目を記録。しかし後半31分に2枚目のイエローカードを貰ってしまい、退場処分を言い渡された。

 ここでまずかったのは判定に異議を唱えたイグアインがマッシミリアーノ・イッラーティ主審に詰め寄り、突き飛ばすような行為を見せて、怒りをあらわにした。さらに制止するチームメートらのなだめも効果が薄く、ベンチ裏に下がるまで、大暴れしてしまったのだ。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、イグアインには最大で4試合の出場停止処分が科せられる可能性があるという。ただイッラーティ主審は「軽く突き飛ばされた」と懲罰委員会に報告しており、「軽く」と説明されてなければ10試合出場停止で今季終了となっていたと伝えた。

 現在、イグアインは30得点を記録。1949-50年シーズンにグンナー・ノルダール氏が記録したシーズン35得点の更新に期待が集まっていた。4試合停止となれば、第36節のアタランタ戦まで出場できず、今季は残り3試合となる。66年ぶりの記録更新の可能性が完全に潰えるわけではなさそうだが、一気に雲行きが怪しくなった。

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