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V間近のレスター、チケット異常高騰に懲罰…転売バイヤーが数年間出入り禁止に

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 プレミアリーグで首位に立つレスター・シティ。クラブ史上初の優勝は、試合を重ねるごとに可能性が増している状況だ。

 ただ、異常なまでの盛り上がりに便乗した“商売”も行われている。『BBC』によると、5月7日に行う今季ホーム最終戦のエバートン戦のチケットは11日に発売が開始されたが、わずか90分で完売。優勝の瞬間を見届ける可能性のあるチケットはプレミア化している。

 そこで問題となっているのが、転売で利益を得ようとする転売バイヤーの存在だ。完売から数分後にはインターネットのオークションサイトに売り出されていたのだ。その価格は1枚3000ポンド(約46万円)するものや、ペアで1万5000ポンド(約230万円)もの値がつくものもあったという。

 日本でもたびたび問題となる転売バイヤーの存在だが、今回はクラブが対策に乗り出すことになった。レスターは少数のシーズン会員が行っていたことが判明したとして、資格の停止、そして数年間の入場禁止処分を科した。こういった転売は決していいものではないが、“商売”が成り立ってしまうのも現実。クラブの判断が状況を好転させることを願いたい。


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