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ミラン、シティ退団のペジェグリーニも新監督候補?『ガゼッタ』報じる

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 ミランの次期監督候補に、マンチェスター・シティマヌエル・ペジェグリーニ監督が浮上した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 シニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任し、下部組織からクリスティアン・ブロッキ監督を昇格させたミランだが、トップチームでの経験がない同監督は、ここ2試合で格下相手に勝てていない。前節は最下位ベローナに1-2と逆転負けし、大きな批判を浴びた。

 ミハイロビッチ氏の戦術に不満を表し、自身が好む433-1-2を基本布陣とするブロッキ監督を昇格させたシルビオ・ベルルスコーニ会長だが、新体制になって3試合を経て、ブロッキ監督を来季も続投させるつもりはないと言われている。

 そこで次期監督候補として『ガゼッタ』が報じたのが、来季の去就が未定のペジェグリーニ監督だ。シティは来季からジョゼップ・グアルディオラバイエルン監督を招へいすることが決まっており、ペジェグリーニ監督は今季終了後にシティを退団する。

 一方、ミランは以前からマルチェッロ・リッピ元イタリア代表監督への関心も噂されている。ミランは現在、広州恒大のオーナーであるジャック・マー氏への身売りも噂されており、リッピ氏は広州恒大を率いた経験がある。

 だが、リッピ氏はテクニカルディレクターとして技術部門のトップに立つとの見方もあり、『ガゼッタ』はペジェグリーニ監督との“共存”は可能との見方を示した。

 もちろん、すべてはクラブ売却が実現するかどうかにもよるだろう。だが『ガゼッタ』は、身売りが実現しても、来季までの時間が少ないことから、少なくとも2016-17シーズンに関するテクニカルな選択は、ミランの現首脳陣に委ねられるのではないかと報じている。

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