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ユナイテッド、モウリーニョと合意している? していない? 英報道も二分

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 イギリス『スカイ・スポーツ』は29日、マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ氏と合意していないと報じた。だが、『テレグラフ』は両者が合意済みだと主張している。

 ユナイテッドは、2017年までの契約を結ぶルイス・ファン・ハール監督を続投させるかどうかが注目されている。以前から後任候補の最右翼とされているのが、今季途中にチェルシーを去ったモウリーニョ氏だ。

 一時は事前契約を結んだとも報じられたユナイテッドとモウリーニョ氏だが、『スカイ・スポーツ』はエド・ウッドワード副会長がまだファン・ハール監督を解任するか検討していると報じた。

 ファン・ハール監督率いるチームは、9年ぶりとなるFAカップ決勝進出を果たし、プレミアリーグでは5位につけているが、勝ち点5差で追う3位マンチェスター・シティや4位アーセナルより消化が1試合少ない。しかも、シティとアーセナルが直接対決を残しているだけに、4位以内に入ってチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する望みも残されている。

 ウッドワード副会長がファン・ハール監督を解任すれば、アレックス・ファーガソン氏の引退以降、3年間で3人目の指揮官を呼ぶことになる。タイトルやCL出場権獲得が実現すれば、ファン・ハール監督を続投させようと考えるかもしれない。

 一方で、『テレグラフ』は、契約にサインこそかわしていないものの、ユナイテッドとモウリーニョ氏は次期監督就任で大筋合意していると報じた。同メディアは、ユナイテッドのシーズン終盤戦に関係なく、ファン・ハール監督が続投する可能性は「わずか」しかないとしている。

 ユナイテッドは5月1日、プレミアリーグ第36節で首位レスター・シティと対戦する。ユナイテッドにとっては、CL出場権獲得のためだけでなく、本拠地オールド・トラフォードでのレスターの優勝決定を阻むためにも勝利が求められる一戦だ。

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