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伊紙評価:途中交代の本田は及第点に届かず 「求められるのは…」

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 ミランMF本田圭佑は1日、セリエA第36節フロジノーネ戦で先発出場し、64分までプレーした。イタリアメディアは、本田に厳しい評価を下している。

 トップ下で先発出場した本田は、2点を先行されて迎えた50分、FWカルロス・バッカのゴールに絡んだ。だが、チームが3点目を献上したことで、64分にミラン最初のカードでFWルイス・アドリアーノと交代している。

 『メディアセット』は及第点をやや下回る「5.5」という採点だったが、『スカイ・スポーツ』は「5」、ミラン専門サイト『milannews.it』も「5」で「ミランのプレーを遅くするのに貢献」と批判している。

 また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も「5」とし、次のように本田をこき下ろした。

「外からの良いシュートが1本だけ。いつものように頑張り、走ったが、フロジノーネのように守備を固めるチームが相手でトップ下に求められるのは、ドリブルやアイディアだ。彼は独特なトップ下であり、スペースを求めて広がったが、そのスペースを見つけられなかった」

 ミランはその後、2点差を追いついて3-3と引き分けた。だが、同日の試合で勝利したサッスオーロに抜かれて7位に転落。このまま7位でリーグを終え、コッパ・イタリアで優勝できなければ、ミランは2年連続で欧州カップ戦出場権を逃すこととなる。

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