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バイエルン行きが話題のフンメルス、ドルトムントの発表に不満?

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 ドルトムントDFマッツ・フンメルスの移籍騒動は、まだしばらく続きそうだ。ファンがインスタグラムに投稿した映像で同選手が発言した内容が話題になっている。

 ドルトムントは先週、フンメルスがバイエルンへの移籍を希望していることを公表した。発表のタイミングに疑問を持つ人も少なくなく、フンメルス本人も自身の希望が公になったことを快く思っていないという。

 ファンが4日にインスタグラムに投稿した映像で、フンメルスは車の運転席でユニフォームなどへのサインに応じつつ、ファンと会話をしていた。その中で、「すべての可能性が残っていて、まだ何も決まっていないんだ」と自身の去就が未定だと強調。「あのクソ発表により、違った印象で伝わってしまったんだ。何のためにあんなことをしなければいけないんだろうね」と話している。

 ドルトムントは、株価に影響を及ぼすような重要事項がある場合、公表を義務づけられている。フンメルスはヴォルフスブルク戦の後、「ある程度の可能性があれば、ああいう発表をしなければいけない。可能性が51%だったとしてもね」と語っており、クラブが公表した事情は理解している様子だ。

 いずれにしても、フンメルスの去就は簡単に決まりそうにない。21日には、DFBポカール決勝のバイエルンが待っている。キャプテンの移籍問題から目が離せない状況が続く。

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