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バルバラCEOも? ベルルスコーニの子供たちはミラン売却を後押しか

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 子供たちはみな、シルビオ・ベルルスコーニ氏がミランを売却することを望んでいるという。イタリア『ANSA通信』が報じた。

 イタリアメディアは先日から、中国の企業グループがミランの買収に乗り出していると報じてきた。株式の70%を取得し、1年以内に残りの30%も買い取る方針と言われている。実現すれば、30年にわたるベルルスコーニ体制に終止符が打たれることとなる。

 ビー・タエチャウボル氏との取引が実質的に破談となり、ベルルスコーニ氏は中国企業グループと「独占交渉」に臨むかどうかが注目されている。イタリアメディアは、ベルルスコーニ氏が交渉相手の実態を調査中とみているようだ。

一方で、ベルルスコーニ氏 の家族はクラブ売却を後押ししているという。以前からサッカー界からの撤退を望んでいるとされるマリーナ氏や、ベルルスコーニ家が保有する『メディアセット』のピエルシルビオCEOに加え、ミランのバルバラCEOも先週末、父親に売却を勧めたとのこと。

 いよいよ「ベルルスコーニのミラン」が終わりを告げるのか。そしてMF本田圭佑への影響はあるのだろうか。現オーナーの決断が注目される。

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