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ベンテケAT同点弾! リバプールがホーム最終戦で意地見せチェルシーとドロー決着

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[5.11 プレミアリーグ第30節延期分 リバプール1-1チェルシー]

 プレミアリーグは11日、第30節延期分を行い、アンフィールドではリバプールチェルシーが対戦し、FWクリスティアン・ベンテケのAT弾で1-1の引き分けに終わった。

 8位リバプール(勝ち点58)は9日の第37節ワトフォード戦から8人を変更し、MFジェームズ・ミルナーが先発復帰するなどベストメンバーで臨んだ。対する9位チェルシー(勝ち点48)はDFジョン・テリーが出場停止で、FWジエゴ・コスタが負傷欠場。代わってMFジョン・オビ・ミケルがセンターバックで起用され、前線にはMFベルトラン・トラオレ、GKティボー・クルトワがベンチ外でGKアスミール・ベゴビッチが入った。

 積極的な入りを見せたリバプールは前半5分、PA内左に侵入したDFアルベルト・モレノの折り返しを受けたMFコウチーニョが決定的なシュートを放つも、DFアブドゥル・ラフマン・ババのブロックに遭う。同20分には、FWダニエル・スターリッジのスルーパスに抜け出したFWロベルト・フィルミーノがPA内左に侵入。GKベゴビッチをかわして左足シュートを放つも、角度はなく、枠を捉えることができなかった。

 すると、流れは徐々にチェルシーに傾く。迎えた前半32分、左サイドでドリブル突破を図ったMFエデン・アザールがPA内左へ侵入し、相手DFを壁にして正確なシュートをゴール右隅に流し込んだ。後半11分にも、アザールが個人技でシュートまで持ち込むも、GKシモン・ミニョレに止められる。直後にMFウィリアンを下げてFWケネディを投入し、攻勢を強めた。

 しかし、終盤に向かってリバプールが反撃に出る。後半16分、MFアダム・ララーナのスルーパスを受けたスターリッジがPA内右から右足で放ったシュートはGKベゴビッチの好守に阻まれる。同44分にはカウンターから決定的な場面を作られたが、FWペドロ・ロドリゲスの左足シュートをGKミニョレがファインセーブ。これで勝ち点獲得へ望みをつなぐと迎えたアディショナルタイムに同点に追いつく。

 後半アディショナル2分、左サイドからMFシェイ・オジョが上げた鋭いクロスをGKベゴビッチが中途半端に弾き、ゴール前に詰めていたベンテケが頭で難なく押し込み、1-1。ホーム最終戦となったリバプールが土壇場で同点に追いつき、中位同士の強豪対決はドロー決着となった。

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