イタリア3部のベネチアは8日、フィリッポ・インザーギ氏を新監督に迎えると発表した。

　ユベントスやミランで活躍した同氏は、14年夏にミランの監督に就任。しかし結果を残すことができず、わずか1年で退任していた。ミランとは今月まで契約が残っていたが、それも満了となるため、監督復帰が噂されていた。

　ベネチアはかつてはセリエAを戦った歴史を持つクラブで、1999-2000シーズンはルチアーノ・スパレッティ氏(現ローマ監督)が指揮し、名波浩氏(現磐田監督)がプレーしたことで日本でも注目を集めた。

　しかし2000年代後半に経営不振により破産。セリエD(4部)からの再出発を余儀なくされていた。13-14シーズンに3部に復帰したが、14-15シーズンに再降格。しかし来季より再び3部に復帰することが決まっている。歴史的建造物の立ち並ぶイタリアの古都でピッポが再起を賭ける。

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