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批判もあるが…ユーロは2020年も24チーム開催 その後は変更の可能性も?

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レーブ監督は「多すぎる」と苦言

 新たな大会方式には批判もあるが、UEFAは4年後のユーロも24チームで本大会を開催する予定を変えることはないと主張している。

これまで16チームだったユーロ本大会の参加国数は、現在開催中の2016年大会より24チームに拡大された。決勝トーナメントの出場チーム数も8から16へと増加することになった。

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、7日の準決勝でフランスに敗れたあと、「24チームは多すぎる」とコメント。大会のレベルに支障が生じていると主張していた。

 だが、UEFAは4年後の大会も今回と同じ方式で開催する意向だ。UEFA事務局長代理を務めるセオドア・セオドリディス氏が次のように語ったとして『ESPN』など複数メディアが伝えている。

「24チームで行くという決定は下されている。2020年に向けてのあらゆる準備は、24チームでの大会に向けてのものだ。常に様々な要因を考慮に入れ、提案を受けつけてはいるが、2020年は24チームで行くことになる」

「2024年に向けては、幅広い選択肢が開かれている。提案が行われれば、非常に興味深い議論になるだろう。どんな形式にもプラス面とマイナス面があるからだ」

 16チームへの回帰ではなく、逆に32チームへの拡大が検討される可能性もあるのだろうか。

「大会の全体像を考えなければならない。本大会だけではなく予選も含めてだ。32チームがどうかと言われれば、欧州には非常に競争力のあるチームが32以上あると私は自信を持って言うことができる」

「だが32チームの形式は、予選をダメにしてしまう。だから大事なのはバランスだ。ある程度、あらゆることを考慮に入れなければならない」

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