ドルトムントMFマルコ・ロイスは8月中旬にチーム練習に復帰する見通しのようだ。クラブのハンス・ヨアヒム・バツケCEOが明かしている。

　内転筋の負傷に悩まされるロイスは、5月末に発表されたEURO2016に臨むドイツ代表メンバーから落選。当初各メディアでは年内の復帰が絶望的と伝えられ、キャプテン候補となっている選手の不在がクラブにどのような影響を及ぼすか懸念されていた。

　だが、ここに来てロイスの回復が順調に進んでいることが判明した。12日に同選手が受けた再検査の結果について、バツケCEOは以下のように話している。ドイツ『ビルト』がそのコメントを伝えた。

「マルコの回復は順調だよ。数週間前に組んだメニューをこなせている」

「現時点、チーム練習に近づくためにあと1か月ほどの個人トレーニングが必要だと考えている。おそらく8月10日～14日ごろにはチームに合流できるだろう」

　ドルトムントは8月27日に行われるブンデスリーガ開幕節でマインツをホームに迎える。プレシーズンの練習の大部分を見送ることになるロイスだが、それでも新シーズンの遅くない時期にはピッチに戻りそうだ。

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