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師弟対決は“弟子”のジダンに軍配…レアルがバイエルン撃破で米ツアー打ち上げ

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[8.3 IC杯 バイエルン0-1R・マドリー ニュージャージー]

 インターナショナルチャンピオンズ杯の北米・欧州ラウンドが3日、行われ、レアル・マドリー(スペイン)がドイツ王者のバイエルンに1-0で勝った。

 レアルはEUROおよびコパ・アメリカ出場のため合流が遅れていたDFセルヒオ・ラモス、MFルカ・モドリッチ、MFハメス・ロドリゲスが先発し、プレシーズンマッチ初出場を果たした。

 一方、今季からバイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督にとっては13年から15年まで指揮を執った古巣との対決で、ジネディーヌ・ジダン監督との“再会”でもあった。レアル監督時代の13-14シーズン、10度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇“デシマ”を成し遂げた際のアシスタントコーチがジダン氏という師弟対決だったが、軍配は“弟子”にあがった。

 バイエルンは前半25分にDFダビド・アラバの直接FKがポストを直撃。その後のチャンスもGKキコ・カシージャの好守に阻まれ、前半をスコアレスで折り返すと、レアルは後半34分、途中出場のDFダニーロが右サイドからドリブルで中に切れ込み、左足ミドルをゴール左上隅に叩き込んだ。

 この1点が決勝点となり、レアルが1-0で勝利。アメリカツアーを白星で締めくくった。今後は昨季のCL王者として、9日にノルウェーのトロンハイムで開催されるUEFAスーパー杯でMF清武弘嗣の所属するEL王者のセビージャ(スペイン)と対戦する。

 一方のバイエルンにとってもこれがアメリカツアー最終戦だったが、結果は0-1の敗戦。今後はEURO出場のため合流が遅れていたDFマッツ・フンメルス、FWロベルト・レバンドフスキ、MFレナト・サンチェスらも加わり、14日のドイツスーパー杯・ドルトムント戦に向けて調整する。

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