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決定機逸のトッテナム新加入FWヤンセン「驚きのセーブに阻まれた」

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 トッテナムは13日、プレミアリーグ開幕戦でエバートンと対戦し、1-1で引き分けた。この試合でプレミアデビューを果たした昨季エールディビジ得点王のFWフィンセント・ヤンセンが、決勝ゴールまであと一歩に迫ったシュートシーンを振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。

 昨季3位でシーズンを終えたトッテナムは、開始からわずか5分でエバートンに先制ゴールを献上。1点を追いかける展開の中、後半11分に今夏新加入のヤンセンに出場機会が訪れた。

 プレミア初出場を果たした昨季のエールディビジ得点王とプレミア得点王のFWハリー・ケインを並べて相手に圧力をかけたトッテナム。後半14分にはMFエリク・ラメラのヘディングが決まり、ついに同点に追いついた。

 さらに後半35分、右CKからゴール前で混戦となり、ヤンセンが至近距離から左足でシュートを放ったが、相手GKのファインセーブに阻まれた。逆転ゴールを奪うチャンスを逃したヤンセンは「CKからダニー・ローズのところにボールが流れ、彼がシュートを放った。そのボールが私の足もとに転がってきたから、ターンしてファーを狙ってシュートを放ったんだけど、驚きのビッグセーブに阻まれてしまった。決めてやるって思ったし、ゴールだと思ったんだよ」と、この場面を振り返る。

「だから、少し気落ちしてしまったんだ。ファンタスティックな気持ちになれるはずだったのにね。このクラブで初めてプレーできたことは嬉しかったけど、あのシュートが決まっていたらもっと良かっただろうね」

 勝負の行方を左右する決定的なシュートを外してしまった心情を正直に吐露したヤンセン。しかし、この日はプレミアデビューの喜びの方が上回っていたようだ。「次の試合が待ち切れないよ。本当に素晴らしい試合だったし、ファンの応援もすごかった。ここでプレーできたなんて光栄なことさ。次なる戦いへの準備は万全だよ」と次節のクリスタル・パレス戦に視線を向けた。

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