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アウクスブルク監督、出場機会を得ていない宇佐美の現状に言及「個の力は優れているが…」

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アウクスブルクの指揮官が宇佐美貴史の現状を語った

 アウクスブルクを率いるディルク・シュースター監督が、FW宇佐美貴史の現状について語った。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

 今夏にアウクスブルクに加入した宇佐美は第10節消化時点で出場したのは開幕節ボルフスブルク戦での途中出場のみとなっていた。9月末には足首の負傷で数週間の離脱を強いられたとは言え、地元紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』ではシュースター監督の構想に含まれていない可能性が伝えられるほどこれまでの出場機会が少ない。

 だが、状況はそれほど深刻ではないかもしれない。加入直後以来、宇佐美についてほとんど言及していなかったシュースター監督はようやく同選手の現状についてコメントした。『キッカー』によると、指揮官は「攻撃における個の力は優れている」と宇佐美のアタッカーとしての素質を認めた上で、このように続けている。

「ただ、フィジカルの面、競り合いや守備における判断にまだ不足している部分がある。それらを今、改善しようとしているところだ」

 同監督はまた、チーム内の競争の状況について、「わずかだが、他が少しリードしている」と明かした。「彼はトレーニングを通じて引き続きアピールしなければいけない」と練習でライバルたちとの差を詰めるよう呼び掛けている。

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