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D・コスタの先制点を守り抜いたチェルシー、破竹の6連勝で首位浮上

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先制点が決勝点となったジエゴ・コスタ

[11.20 プレミアリーグ第12節 ミドルスブラ0-1チェルシー]

 プレミアリーグは20日、第12節を行った。チェルシーは敵地でミドルスブラと対戦し、1-0で勝利。単独首位に浮上した。

 積極的な入りをみせたのはミドルスブラだった。それでも、MFエデン・アザールを起点に鋭い仕掛けをみせ、前半28分に決定機を迎える。右サイドからダイアゴナルに走り込んだFWビクター・モーゼスにアザールから絶妙なパスが通り、PA内から中央に折り返す。これをFWペドロ・ロドリゲスが右足で合わせるも、GKビクトル・バルデスにセーブに阻まれた。

 元バルセロナの守護神を前に、なかなかゴールをこじ開けられないチェルシーだったが、前半終了間際にゴールネットを揺らした。前半41分、アザールの左CKから競り合ったボールがゴール前にこぼれる。これにいち早く反応したFWジエゴ・コスタが左足で押し込み、先制点。D・コスタの今季10点目で先手を奪った。

 後半は一進一退の攻防が続く。後半11分、ミドルスブラは高い位置での細かいパス回しからPA手前でFWアルバロ・ネグレドがスルーしたボールを、フリーのMFガストン・ラミレスが右足シュート。チェルシーは同18分、DFダビド・ルイスのロングフィードからPA左のD・コスタが頭で落とし、ペドロが左足ボレーで合わせる。追加点かと思われたが、クロスバーに嫌われた。

 ミドルスブラは後半33分にカウンター発動。MFアダマ・トラオレがドリブルで駆け上がり、並走したネグレドにラストパス。ボールは後方にずれたが、巧みなボールコントロールから左足ボレーを放つが、枠右を捉えたシュートはGKティボー・クルトワに防がれた。試合はそのまま1-0で終了。チェルシーが6試合連続クリーンシートで6連勝達成し、リバプールを抜いて首位に浮上した。

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