この冬にレンタルで移籍する可能性が報じられるセビージャMF清武弘嗣だが、移籍先候補の一つとされるデポルティボに獲得の考えはないようだ。

　セビージャはこの冬にストライカーの補強を検討しているが、獲得候補としてピックアップしたのがEU圏外枠の選手のため、同枠を空けるために清武をレンタルで放出する考え。清武の移籍先として、スペイン『カナル・スール』はデポルティボの名を挙げていたが、どうやら同クラブに獲得の考えはない模様だ。

　スペイン『ラ・オピニオン・ア・コルーニャ』は、『カナル・スール』の報道についてデポルティボに問い合わせ、「ブランキアズール(青白)のクラブは、日本人のアタッカー獲得の可能性を否定した」ことを伝えた。

　『ラ・オピニオン・ア・コルーニャ』によれば、デポルティボはこの冬にストライカーとサイドの選手獲得に動く方針だが、清武獲得には興味を示してないという。その理由は「日本代表でのプレーに依存し、高給であり、EU圏外枠を使う必要がある」ため。デポルティボにとって、清武獲得はリスクが高過ぎるとのことだ。

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