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ペドロ鮮やか弾のチェルシーが逆転勝利で7連勝! トッテナムはリーグ戦初黒星

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チェルシーが逆転勝利した

[11.26 プレミアリーグ第13節 チェルシー2-1トッテナム]

 プレミアリーグは26日、第13節を行った。スタンフォード・ブリッジでは、チェルシートッテナムによるロンドン・ダービーが開催され、2-1でチェルシーが勝利した。

 前節ミドルスブラ戦で1-0と勝利し、6連勝で首位に浮上したチェルシーは、前節と同様のスタメンを送り出した。一方のトッテナムは、グループリーグ敗退に終わったチャンピオンズリーグのモナコ戦からスタメンを3選手を変更。MFクリスティアン・エリクセンとDFヤン・フェルトンヘン、DFカイル・ウォーカーが先発に復帰した。

 立ち上がりから仕掛けたトッテナムがその勢いのまま先手を奪う。前半11分、MFデレ・アリがボールを前に運び、PA左手前でエリクセンがボールを受けると、素早く左足を振り抜く。アウト回転のかかったシュートがゴール左隅に突き刺さり、トッテナムが先制に成功する。その後も同33分にFWハリー・ケインが強烈なミドルシュートを放つなど、前半はトッテナムのリードで折り返すと思われた。

 しかし、チェルシーは前半終了間際の45分、MFネマニャ・マティッチのパスをPA左手前で受けたFWペドロ・ロドリゲスが右足でコントロールショット。カーブのかかったシュートがゴール右隅に決まり、チェルシーが劣勢ながら試合を振り出しに戻して前半を終えた。

 迎えた後半、チェルシーはMFエンゴロ・カンテが同3分に左足ミドルでトッテナムゴールに襲い掛かると、同6分に逆転に成功する。FWジエゴ・コスタがドリブルでPA左深くまでえぐってマイナスのクロスを送る。ニアでペドロが相手を引き付け、空いた中央のスペースに走り込んだMFビクター・モーゼスが右足で押し込み、2-1とした。

 さらにチェルシーは後半9分、モーゼスのパスをPA右で受けたD・コスタが中央に折り返し、MFマルコス・アロンソが右足シュートを放つもゴール上に外れてしまう。トッテナムも同18分、PA左でケインが粘り、ラストパスをエリクセンが右足シュートもGKティボー・クルトワにキャッチされた。

 終盤に向けてはトッテナムが攻勢を強めたが、チェルシーがリードを守り抜き、2-1で勝利。チェルシーが7連勝で首位をキープした一方で、トッテナムは今季リーグ戦初黒星となった。


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