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チャルハノール、出場停止期間中のサラリーを放棄「クラブにこれ以上のダメージを与えたくない」

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レバークーゼンのトルコ代表MFハカン・チャルハノール

 FIFAにより4か月間の出場停止処分が科されたレバークーゼンのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは、その期間中にはサラリーを受け取らないとクラブに提案し、それをレバークーゼンが受け入れたようだ。同クラブは公式ウェブサイトを通じて、選手と話し合いを進めていると伝えている。

 カールスルーエの下部組織に所属していた2011年、当時17歳だったチャルハノールは翌年の入団に向けてトラブゾンスポルと仮契約を結び、契約金も受け取ったとされる。だが、2012年にはカールスルーエと契約を延長し、トラブゾンスポルには移籍しなかった。それを契約違反としたFIFAの主張を認めた格好で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から4か月間の出場停止処分が言い渡されたところだ。

 この件について7日にレバークーゼンの幹部がチャルハノールと話し合い、選手は出場停止の期間中はクラブから給与、ボーナスを一切受け取らないことを提案。次のようなコメントを残している。

「レバークーゼンは当時の出来事とは全く関係していない。それでも判決により、スポーツ面、経済面において大きな被害を受けることになってしまった。だから、クラブにこれ以上のダメージを与えないことを僕は当然と思っている。出場停止の期間中は給与を放棄するつもりだ」

 クラブはこれからもチャルハノールはメンバーの一員として練習に参加し、あらゆる面においてサポートすると強調。また同選手がCASの判決に対し、法的措置を取れるか調査を進めていることも伝えた。

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