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“S”が決めれば“N”も“M”も続く…バルサ、6発快勝もA・ビダルが負傷

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ゴールラッシュのバルセロナは“MSNトリオ”がそろい踏み

[2.11 リーガ・エスパニョーラ第22節 アラベス0-6バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第22節2日目が11日に開催され、バルセロナアラベスのホームに乗り込んだ。前半に2点をリードしたバルセロナが、後半にも4点を加点して6-0で快勝した。

 スコアレスのまま試合が進む中、前半25分にアラベスがカウンターから決定機を創出。バルセロナのCKをはね返すと、右サイドを豪快に駆け上がったDFテオ・エルナンデスが独走してPA内まで持ち込むが、シュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれて先制点を奪うには至らなかった。

 すると危機をしのいだバルセロナが先制に成功する。前半37分、左サイドでボールを受けたFWネイマールが中央に切れ込むと、FWルイス・スアレス、MFイバン・ラキティッチを経由したボールは右サイドのDFアレイクス・ビダルへと渡り、グラウンダーのクロスに滑り込んだL・スアレスがゴールを陥れてスコアを1-0とした。

 さらに前半40分にはL・スアレスが左サイドからFWリオネル・メッシとのワンツーでPA内に進入。シュートまで持ち込めずにボールはGKフェルナンド・パチェコに弾かれたものの、こぼれ球に反応したネイマールが蹴り込んでリードを2点差に広げた。

 2-0とリードしたまま後半を迎えたバルセロナは同14分に追加点を奪取。中盤でボールを受けたメッシがネイマールに縦パスを打ち込み、自身は一気に加速して前線へと走り込む。ネイマールは相手に囲まれてボールを失ったものの、スピードに乗ったメッシがボールを奪い返してPA内に持ち込むと、左足シュートでネットを揺らしてリードは3点差に広がった。

 攻撃の手を緩めないバルセロナは後半18分、MFアンドレ・ゴメスの縦パスを受けたL・スアレスがスルーパスを送ると、メッシが相手に囲まれながらも強引に突破を図るとDFアレクシス・ルアノのオウンゴールを誘って4点目。さらに同20分にはL・スアレスの落としを受けたラキティッチが豪快に蹴り込み、スコアは5-0になった。

 後半22分にはネイマールのシュートのこぼれ球をL・スアレスが蹴り込み、自身2点目、チーム6点目を記録した。しかし、交代カードを使い切った後の同40分にバルセロナをアクシデントが襲い、テオと接触したA・ビダルが右足を負傷。ピッチを後にして、残り時間は10人での戦いを強いられたが、その後もアラベスに反撃を許さずに6-0の完封勝利を収めた。


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