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アラベス戦大勝のバルサ、L・エンリケは「フットボール的には満足、A・ビダルの負傷は辛い」

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 11日のリーガエスパニョーラ第22節、バルセロナは敵地メディソローサでのアラベス戦で6-0の大勝を収めた。ルイス・エンリケ監督は試合後、チームのパフォーマンスに対しては満足感を表しながらも、MFアレイクス・ビダルの負傷には心を痛めている様子だった。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』がアストゥリアス出身指揮官のコメントを伝えている。

「我々のパフォーマンスはすべての面でよかったし、リーガにおいては後押しとなる勝ち点3だ。両チームにとって、終了までの残り30分間は余剰なものとなったね」

「フットボール的にはとても良い感触を手にした。が、アレイクスに負傷は辛いものだ。どのようにして負傷したか、そして彼にとって負傷が何を意味するのかを考えればね」

 また、アラベスのように攻撃のスペースを与えない相手の攻略方法を説明している。

「彼らのように後退して、スペースをなくすチームを相手にする際には、奥行きを生かしたプレーやタッチ数を少なくして攻め込むことが大切となる」

「今日は試合を試合することができていたが、それは我々が常に的確なポジショニングを行っていたことを示している。ボールを保持しているときも、持っていないときにもね」

 バルセロナは後半に入ると、カウンターから得点を量産した。

「我々は要求されていたレベルのパフォーマンスを見せることができた。もしスペースがなければ、それを生み出すようなプレーを見せなければならない」

「後半になると彼らは5バックにシステムを変え、前線からプレッシングを仕掛けて後方にスペースを生じさせた。そうした場合、我々はそこを突くことを義務付けられる。ライバルがどのゾーンでプレッシングを仕掛けるかで、スペースが生まれる場所は変わるんだよ」


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