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ヘルタ原口元気の“飼い殺し”はなし?SDは残留でもサポート約束

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移籍で揺れる原口、残留でも出番はありそう?

 ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気は“飼い殺し”となる可能性は低いようだ。ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)が原口の状況について言及している。

 原口は今夏、ヘルタとの契約を延長せず、また希望するプレミアリーグへの移籍も叶わなかったことで、クラブでの定位置を失った。ブンデスリーガ第1節ではベンチスタートで、76分から途中出場を果たしている。

 ドイツ誌『キッカー』は、パル・ダルダイ監督が第2節でも原口をベンチに置くとして、今後3つの可能性があると分析した。

 1つ目はヘルタを退団すること。プレーツ氏はいまだ「正式なオファーは届いていない」としているが、移籍の可能性は否定していない。一方で、その場合は「あらゆる条件面でフィットしていなければならない」とも語っている。

 2つ目は契約を延長せず、今シーズンは残留すること。来夏にはフリーで出ていくことが可能となるため、ヘルタにとっては理想的な解決策ではないが、原口のプロフェッショナリズムを考えれば、心配はないという。

 また、プレーツ氏も「彼はいつでも重要な役割を果たしてきた。成長が今は最終段階で止まっている。彼は次のステップに行けると思うし、残るなら我々は彼を手助けしたい」とサポートの姿勢も示している。来年のロシア・ワールドカップ出場を目指す原口にとっても、環境の変化を必要としない残留は悪くない選択肢となりそうだ。

 3つ目は契約を延長しての残留だ。現時点で交渉は暗礁に乗り上げているが、プリーツ氏は「なぜドアを閉めるべきなのか」と延長交渉を除外していない。いずれにしろ、決定権はクラブ側にあるようだ。

 原口はどの選択肢を選ぶことになるのだろうか。しかし、ヘルタに残ったとしても、一定の出場機会を得られることになりそうだ。

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