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チェルシーで10年過ごしたクリステンセンが別れ「簡単な決断でなかったから精神的にきつかった」

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DFアンドレアス・クリステンセン

 チェルシーから退団するDFアンドレアス・クリステンセンは、別れのメッセージを綴った。

 16歳の時にチェルシーに入団して以降、ローン期間を含めて10年間にわたりウェストロンドンで過ごしたクリステンセン。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、クラブワールドカップなどの優勝に貢献した同選手だが、契約満了に伴い、今夏の移籍市場でついにクラブから完全に離れることが決まった。

 そして27日、クリステンセンは『Instagram』で別れのメッセージを投稿。その中で「16歳の時にデンマークを離れるという難しい決断を下した。たくさんのクラブと会ったけど、僕にとっての選択肢は1つだけで、それはチェルシーだった」と綴り、以下に続けた。

「加入した瞬間から、彼らは僕を快適にさせてくれて、家族の一員として迎え入れてくれたジム・フレイザーとニール・バスにはとても感謝している。僕の最も誇れる瞬間はFAユースカップとUEFAユースリーグを優勝したときだ。若い選手たちによる特別なチームだった。それに、(アントニオ)コンテ、(ジョゼ)モウリーニョ、(トーマス)トゥヘルといったファンタスティックなコーチの下でプレーできて僕は幸運だった。昨年は選手として最も誇れる功績、ポルトでチャンピオンズリーグを掲げた」

「僕は願いと恐怖を抱えてチェルシーにやってきて、夢を実現してくれたクラブの全員に感謝している。このクラブで最高の10年間を過ごして、今が僕と家族にとって新たなことを始める適切なタイミングだと感じた。このクラブとファンから離れることは簡単な決断ではなかったから、精神的にこの数カ月はきつかった」

「僕はよくしゃべる人間ではないから、このクラブとファンがどれだけ僕にとって意味のあるものかを時々みんなに理解されていない。ここの選手とスタッフ、みんなが恋しくなると思う。将来のみんなの成功を祈っている」

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