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日本代表DF吉田麻也がW杯前に“仮想ドイツ”と対戦「今日以上のクオリティと強度」「ここで1回体感したのは大きい」

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DF吉田麻也

 シャルケに所属する日本代表主将DF吉田麻也が“仮想”ドイツ代表と対戦した。

 ブンデスリーガは12日、カタールW杯前最後のリーグ戦となる第15節を開催した。シャルケはホームに王者バイエルンを迎えると、吉田は開幕から15試合連続となる先発出場を果たした。

 シャルケは前半の38分に先制点を許すと、後半7分に追加点を献上。一矢報いることができず、0-2で敗れた。前節のマインツ戦(○1-0)で8試合ぶりとなる今季2勝目を挙げたシャルケだったが、首位相手に2連勝は飾れず。吉田は、バイエルンとの間に「点差以上の差」があったと振り返った。

 最下位に沈むシャルケにとって、起死回生のきっかけとなる“材料”が欲しかった一戦。ただ、吉田にとっては、悪いことだけではなかったようだ。今後、合流する日本代表で、ドイツと対戦する吉田。大会の重要な初戦となる相手の“スカウティング”にもなったという。

 ドイツは10日にW杯の登録メンバー26名を発表し、バイエルンから7名が選出。その内、FWトーマス・ミュラーを除く、MFヨシュア・キミッヒ、MFレオン・ゴレツカ、FWレロイ・サネら6名がシャルケ戦に出場した。

「キミッヒをどう抑えるか、ゴレツカとかあそこのキーのところに持たせないようになどあったが、最初真ん中にいたキミッヒが外に開いてちょっと変化を加えてくるんだなというのが、すごい良いシミュレーションになった」

 キャプテンとして初めて迎えるW杯。そして、自身3度目の挑戦となるカタール大会への思いは強い。吉田は「(ドイツは)今日以上のクオリティと強度を持ってくる。もちろん、結果はシャルケにとってよくないが、個人的にはここで1回体感したのは大きいと思う」と、万全を期す。

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