リバプールのユルゲン・クロップ監督は今夏の退任後、噂されるバイエルンの指揮官になるつもりはなく、2つのプロジェクトを進行中のようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

　8年以上率いてきたリバプールを今季限りで離れると表明し、大きな衝撃を与えたクロップ監督。それ以来、バルセロナをはじめとするヨーロッパのトップクラブとの関係が取り沙汰されている。

　バイエルンもクロップ監督をターゲットとし、21日にはトーマス・トゥヘル監督が1年前倒しで今季終了後に退任すると発表。クロップ監督はリバプールを去ってから1年間は休暇を取りたいと明かす一方で、来季からバイエルンで指揮を執るのではないかとの憶測が飛び交っていた。

　しかし、クロップ監督の代理人であるマルク・コジッケ氏は、トゥヘル監督の退任が決まった直後、クロップ監督のバイエルン行きの噂を一蹴している。

　コジッケ氏は21日、『スカイ・ドイツ』に対して「ユルゲン・クロップは今季終了後、1年間はどのクラブや代表チームの監督も務めることはない。それは変わらない」と改めて強調した。

　報道によると、クロップ監督は退任後に一旦サッカーから離れる予定で、2つの建設プロジェクトを計画しているという。現在はお気に入りの休暇先であるスペイン・マジョルカ島に別荘を、ドイツ・フランクフルト近郊のビースバーデンに家を建設中。クロップ監督と妻のウッラさんは、前者を環境保護に配慮した隠れ家に変えるという壮大な計画を持っていると伝えられている。

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