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U23アジア杯で2人退場のインドネシア、韓国人指揮官が判定に苦言「コメディーショーだ」

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シン・テヨン監督が怒りのコメント

 AFC U23アジアカップが15日に開幕し、グループリーグ第1節ではホスト国のカタールがインドネシアに2-0で勝利した。2人の退場者を出して敗れたインドネシアのシン・テヨン監督は試合後、「コメディーショーだった」と審判団に苦言を呈している。

 インドネシアは0-0の前半終了間際、キャプテンのDFリスキー・リドが相手選手の顔を叩いたことがVARレビューで判明し、PKで先制を許すと、後半1分にはDFイバル・ジェンナーの足裏が相手の膝に当たったとして、2枚目のイエローカードを受けて退場。さらに0-2で迎えた後半アディショナルタイム、FWラマダン・サンタナが相手選手の足首を踏んだことにより、VARの介入で一発退場となった。

 『ESPN』によると、韓国人指揮官は試合後の会見で「致命的な判定がたくさんあった。判定を見てみるとサッカーの試合ではなくコメディーショーだった」とコメントしたようだ。相手が開催国だったことから「ホストにとって有利なものが起きるのは理解しているが、今日はあまりにも多すぎた」とも伝え、公平性に欠けていたと指摘している。

 その一方、『ESPN』はジェンナーが受けた2枚目の警告について「リプレーを見ると微小な接触だった」とインドネシアの肩を持ちつつ、VARが介入したPKと2人目の退場については正しい判定だと見解を示している。

 またインドネシア国内ではカタールに有利なVAR介入が2度あったのに対し、ジェンナーの退場時にはVARが介入しなかったことが大きな批判を呼んでいるが、現在の制度では2枚目のイエローカードへのVAR介入は認められていない。

●AFC U23アジアカップ2024特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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