AFC U23アジアカップは22日、グループC最終節の2試合を開催した。イラクがサウジアラビアを2-1で下して首位通過を決め、敗れたサウジアラビアは2位通過となった。

　前回王者のサウジアラビアは2試合で9ゴールの得点力を誇り、2連勝でイラク戦へ。首位通過が有力視されていたが、前半アディショナルタイムに失点。直後にPKで追いつくも、後半に勝ち越されて敗れた。この結果、イラクが逆転して首位通過を決めている。他会場のタイ対タジキスタンは1-0でタジキスタンが勝利したが、両チームとも敗退となった。

　首位通過のイラクはD組の2位と、2位通過のサウジアラビアはD組の1位と26日の準々決勝で対戦する。U-23日本代表は25日のカタール戦に勝利すると、勝者がパリ五輪出場権を獲得する29日の準決勝でイラク対D組2位の勝者と戦う。

　なお、D組の最終節は23日に行われる。すでに2連勝を飾ったウズベキスタンとベトナムの突破が決定。直接対決で順位が決まる。

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