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3試合ぶり出場の長友が決勝PK獲得!!インテルがシエナに逆転勝利

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 セリエAは11日、第32節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでシエナと対戦した。長友はこの日もベンチスタート。しかしDFワルテル・サムエルの負傷により、前半38分からリーグ戦3試合ぶりの出場を果たした。試合は開始早々失点を喫したインテルだったが、前半42分にFWミリートのゴールで同点とすると、後半36分、左サイドで仕掛けた長友がPKを獲得。ミリートが豪快に蹴り込み、インテルが2-1で勝利した。インテルはストラマッチョーニ監督就任以降、3戦負けなし(2勝1分け)となった。

 インテルは立ち上がり早々、簡単に失点してしまう。前半6分、ミスから高い位置でボールを失い、ゴール前まで運ばれると、2度のシュートはGKジュリオ・セーザルが防いだが、最後はMFガエタノ・ダゴスティーノに押し込まれ、先制点を許した。

 いきなりビハインドを背負ったインテルに前半38分、アクシデントが襲う。DFワルテル・サムエルが負傷し、交代を余儀なくされる。代わって長友を投入。DFクリスティアン・キブがCBに回り、ストラマッチョーニ監督就任以降、初出場となった長友は左SBに配された。

 すると前半終了間際の42分、右サイドのCKからショートコーナーでつないだボールを、DFエマヌエレ・ペゾーリがクリアミス。ゴール前で待ち構えていたミリートが頭で押し込んだ。ミリートの3試合連続ゴールで、インテルが試合を振り出しに戻した。

 次の1点を巡る戦いは後半に突入。ボールポゼッションで圧倒するインテルは、サイド攻撃を中心に攻める。長友も高い位置を保ち、左サイドを積極的に仕掛けた。

 すると後半36分、長友が左サイドをオーバーラップ。DFダニエレ・マンニーニが激しい競り合いの中、PA内に侵入した長友を倒してしまい、インテルがPKを獲得する。このPKをミリートが豪快に蹴り込み、インテルが待望の勝ち越しゴールを手にした。3試合ぶりに出場した長友の活躍で、インテルが2-1で逆転勝ちをおさめた。


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