「その際立った能力を存分に発揮する」

　ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、MFメスト・エジルがワールドカップ(W杯)で活躍すると信じている。

　エジルは昨年夏、レアル・マドリーからアーセナルに移籍した。移籍当初は輝かしい活躍でアーセナルをリーグ戦首位に導いていたが、シーズン終盤に向けてパフォーマンスが低下し、周囲から痛烈な批判を浴びた。

　1日に行われた国際親善試合でカメルーンに2-2と引き分けたドイツだが、エジルはこの試合で開始早々に決定機を外してブーイングを受けた。しかし、レーブ監督は、エジルが大会でチームに勝利を手繰り寄せてくれると語っている。

「議論を避け、彼に必要な自信を与えたい。彼はその際立った能力を存分に発揮してくれるはずだ。私は確信しているよ。彼とはここ数ヶ月ずっと対話を続けてきた。私は彼のことをよく分かっているからね。W杯では良い調子を見せてくれるだろう。最近の試合よりもずっと良い状態になる」

「正直に言えば、私はサポーターのメストに対する反応に少し驚いているんだ。昨シーズン、彼はドイツ代表で一番の選手だった。確かに、最近の試合では最高のパフォーマンスをしていないけれどね」

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