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[W杯南米予選]豪雨延期となった大一番、メッシ不在アルゼンチン対ネイマール復帰のブラジルは痛み分け

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[11.13 W杯南米予選 アルゼンチン1-1ブラジル]

 W杯南米予選の第3節が13日に行われた。注目の大一番、アルゼンチン代表対ブラジル代表の一戦は、1-1の引き分けに終わった。ブラジルは1勝1分1敗、アルゼンチンは2分1敗と未勝利が続いている。

 当初、同試合は12日に予定されていたが、豪雨が襲ったため、翌日に延期となっていた。水が浮いていたピッチもベストピッチの状態に戻り、試合開始のホイッスルが鳴らされた。

 試合を動かしたのはホームのアルゼンチンだった。前半34分、カウンターから右サイドに抜けたFWゴンサロ・イグアインのクロスをFWエセキエル・ラベッシが蹴り込み先制。エースFWリオネル・メッシを負傷で欠くアルゼンチンが先制に成功した。

 一方のブラジル。後半に入ってもアルゼンチンの攻勢に遭うが、2分のMFエベル・バネガの左足シュートがポストを叩くなど運にも恵まれる。そして同13分、DFダニエウ・アウベスが右足アウトサイドで浮かせたクロスを入れると、逆サイドから走り込んだFWリカルド・オリベイラが頭で合わせる。これはクロスバーを叩いたが、跳ね返りに反応したFWルーカス・リマが左足で抑えの利いたボレーシュートを蹴り込み、同点に追いついた。

 その後も意地のぶつかり合いは続く。ブラジルは南米選手権で受けた退場処分による出場停止から復帰したFWネイマールを中心にアルゼンチンゴールを目指す。しかし後半34分の左足ミドルがGKセルヒオ・ロメロの好セーブに弾かれるなど、最後まで勝ち越しゴールを奪うことは出来なかった。南米の雄の頂上決戦は、1-1のドローで終了。勝ち点1ずつを分け合った。

 試合後、3戦未勝利となったアルゼンチンにはサポーターから強烈なブーイングが浴びせられていた。

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