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今夜行われるロシアW杯組み合わせ抽選会…日本にとって最良の組み合わせは?

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日本にとって最良と思われる組み合わせは?

 2018年W杯ロシアのグループリーグ組み合わせ抽選会が現地時間12月1日、ロシアの首都モスクワにあるコンサートホール、クレムリンパレスで行われる。

 グループリーグの抽選では、各グループの実力を均衡させるため、出場32か国を8チームずつ、4つのポットに分ける措置が取られる。このポット分けは、10月に発表されたFIFAランキングを参考とし、原則上位から8チームずつ、4つのグループに分けられる。なお、FIFAランキング8位までの国は全て出場権を獲得しているが、ポット1には開催国のロシアが入るため、10月時点で8位のスペインはポット2に入る。

 抽選はポットごとに行われ、A~Hのグループには、ポット1~4から各1チームずつが振り分けられる。44位の日本はポット4。アジアでは唯一、34位のイランが、ポット3に入っている。ただし、ヨーロッパを除き、同一地域の国は同じグループには入らない(ヨーロッパも2まで)というレギュレーションがあるため、日本がイランと同じグループになることはない。

 この条件の下、日本にとって最良と思われる組み合わせを考える。

・ポット1:ロシアorポーランド
 ロシアは、11月に発表されたFIFAランクで65位と、日本を下回っている。また、日韓W杯で勝利を収めていることも好材料だ。ポーランドのFIFAランクは、10月の6位から1つ順位を落として7位。それでも日本に比べれば格上だが、過去の対戦成績は2戦2勝と、日本にとって相性の良い対戦相手となっている。

・ポット2:スイスorクロアチア
 日本は最近の試合でもハイチと引き分け、ブラジルに完敗を喫するなど、北中米カリブおよび南米のチームを苦手としている。そのため、選択肢は欧州に絞られる。ポット2の国には軒並み負け越している日本だが、唯一勝ち越しているのが、2007年の親善試合で4-3の勝利を収めたスイスとなる。また、クロアチアとの対戦成績は1勝1分け1敗で互角。1998年フランス大会の対戦は0-1で敗れたが、2006年ドイツ大会はスコアレスドローで、日本が勝点1を獲得している。

・ポット3:チュニジア
 デンマークは2010年南アフリカ大会で勝利を収めた相手だが、ポット1と2がヨーロッパとなったため、それ以外の地域から選択する必要がある。同様の理由で、過去3戦3勝のアイスランド、そしてスウェーデンが除外される。また、同じアジアのイランと同組になることもない。それ以外で、日本にとって最も相性の良い国は、チュニジアとなる。過去の対戦成績は4戦4勝。2002年日韓対戦でも、日本が勝利を収めている。

■ロシアW杯グループリーグ組み合わせ抽選のポット分け
・ポット1
ロシア(開催国)
ドイツ
ブラジル
ポルトガル
アルゼンチン
ベルギー
ポーランド
フランス

・ポット2
スペイン
ペルー
スイス
イングランド
コロンビア
メキシコ
ウルグアイ
クロアチア

・ポット3
デンマーク
アイスランド
コスタリカ
スウェーデン
チュニジア
エジプト
セネガル
イラン

・ポット4
セルビア
ナイジェリア
オーストラリア
日本
モロッコ
パナマ
韓国
サウジアラビア

●2018W杯ロシア大会特集ページ
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