[プレビュー]日本の対戦相手!? 注目カード、イングランドvsベルギーは“譲り合い”の一戦に?
[6.28 W杯G組第3節 イングランド(日本時間29日3:00)ベルギー カリーニングラード]
日本代表が決勝トーナメント進出を決めれば、この2チームのどちらかと対戦する。日本サポーターは、ポーランド戦終了後も眠れないかもれしない。
グループリーグ最後にして最大の注目カード。すでに決勝トーナメント進出を決めている両チームが、グループ1位の座をかけて戦う。ともに勝ち点6、得失点差+6、総得点8となっており、引き分けの場合は反則ポイントで順位が決まる。反則ポイントとは、イエローカードを1ポイント、2枚目のイエローカードを3ポイント、一発レッドカードを4ポイントとし、この合計ポイントが少ない方が上位となる。ちなみに反則ポイントも同じだった場合は、抽選によって順位が決まる。
通常であれば首位通過を目指すことになるが、決勝までの道のりを考えれば、「2位の方が楽ではないか」という声も出ている。FIFAランキングなど総合的に見て、1位の場合は決勝までブラジルやアルゼンチンなど強豪国との連戦になるのに対し、2位の場合はスペイン以外はヨーロッパの中堅国となり、こちらの山の方が“楽”という印象がある。そのため、この試合は互いに負けを狙うという“ネガティブな一戦”になる可能性もあるようだ。
反則ポイントでベルギーより優位に立つイングランドは、前節パナマに6-1で快勝し、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。中でもエースFWハリー・ケインが好調で、ハットトリックを達成するなど2試合で5ゴールを記録している。それだけでなく、心配された3バックもうまく機能しており、その中心のDFジョン・ストーンズはセットプレーでも大きな存在感を示している。さらに若手が今大会でうまく勢いに乗っており、久しぶりの好成績の予感が漂っている。
対するベルギーは、前節チュニジア戦でFWロメル・ルカクとMFエデン・アザールがそれぞれ2ゴールを記録するなど、チームとしての調子は悪くない。しかし、この試合は決勝トーナメントでの戦いを考えて、イエローカードを1枚もらっているMFケビン・デ・ブライネらに加え、軽傷のルカクとアザールといった主力を温存する見込み。ここまで出場機会の少なかった選手たちに出番が巡ってきそうだ。
両チームの対戦成績は、15勝5分1敗とイングランドが大きく勝ち越している。最後に負けたのは、1936年5月9日に行われた国際親善試合だ。W杯は国の威信をかけた戦いとなるが、互いにどういった形でこの試合に入るか――。そこに両者の思惑が見え隠れする。
■G組順位表(第2節終了時)
1.☆ベルギー(6)+6
2.☆イングランド(6)+6
3.チュニジア(0)-4
4.パナマ(0)-8
■FIFAランキング
イングランド:12位
ベルギー:3位
■対戦成績
イングランドからみて15勝5分1敗
■テレビ中継
NHK
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日本代表が決勝トーナメント進出を決めれば、この2チームのどちらかと対戦する。日本サポーターは、ポーランド戦終了後も眠れないかもれしない。
グループリーグ最後にして最大の注目カード。すでに決勝トーナメント進出を決めている両チームが、グループ1位の座をかけて戦う。ともに勝ち点6、得失点差+6、総得点8となっており、引き分けの場合は反則ポイントで順位が決まる。反則ポイントとは、イエローカードを1ポイント、2枚目のイエローカードを3ポイント、一発レッドカードを4ポイントとし、この合計ポイントが少ない方が上位となる。ちなみに反則ポイントも同じだった場合は、抽選によって順位が決まる。
通常であれば首位通過を目指すことになるが、決勝までの道のりを考えれば、「2位の方が楽ではないか」という声も出ている。FIFAランキングなど総合的に見て、1位の場合は決勝までブラジルやアルゼンチンなど強豪国との連戦になるのに対し、2位の場合はスペイン以外はヨーロッパの中堅国となり、こちらの山の方が“楽”という印象がある。そのため、この試合は互いに負けを狙うという“ネガティブな一戦”になる可能性もあるようだ。
反則ポイントでベルギーより優位に立つイングランドは、前節パナマに6-1で快勝し、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。中でもエースFWハリー・ケインが好調で、ハットトリックを達成するなど2試合で5ゴールを記録している。それだけでなく、心配された3バックもうまく機能しており、その中心のDFジョン・ストーンズはセットプレーでも大きな存在感を示している。さらに若手が今大会でうまく勢いに乗っており、久しぶりの好成績の予感が漂っている。
対するベルギーは、前節チュニジア戦でFWロメル・ルカクとMFエデン・アザールがそれぞれ2ゴールを記録するなど、チームとしての調子は悪くない。しかし、この試合は決勝トーナメントでの戦いを考えて、イエローカードを1枚もらっているMFケビン・デ・ブライネらに加え、軽傷のルカクとアザールといった主力を温存する見込み。ここまで出場機会の少なかった選手たちに出番が巡ってきそうだ。
両チームの対戦成績は、15勝5分1敗とイングランドが大きく勝ち越している。最後に負けたのは、1936年5月9日に行われた国際親善試合だ。W杯は国の威信をかけた戦いとなるが、互いにどういった形でこの試合に入るか――。そこに両者の思惑が見え隠れする。
■G組順位表(第2節終了時)
1.☆ベルギー(6)+6
2.☆イングランド(6)+6
3.チュニジア(0)-4
4.パナマ(0)-8
■FIFAランキング
イングランド:12位
ベルギー:3位
■対戦成績
イングランドからみて15勝5分1敗
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