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フランス・デシャン監督、ベルギーからの戦術批判を気に留めず「スポーツの一部」

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 フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は、『TF1』のインタビューに応じ、批判や自身の去就について語った。

 フランスはロシアW杯で20年ぶり2度目の優勝を果たした。しかし、守備的な戦術には非難の声もあり、特に準決勝のベルギー戦では、多くの選手をゴール前に並べる戦略を採った。試合には1-0で勝利したものの、GKティボー・クルトワやMFエデン・アザールといった選手たちから「フランスはフットボールをしていなかった」という声が聞かれている。しかし、デシャン監督は一つの戦術として、批判を気にする様子はない。

「ハイレベルの選手であれば、敗退が意味するのは失望だけだ。彼らに明晰さと知恵がなかったのは理解できるね。彼らは自分たちの言葉の意味を理解できていないようだね。あれだってフットボールで、スポーツの一部だ」

 また、自身の去就に関しては「2つの理由から、退任することは考えていない」と話し、こう説明している。

「一つは、私はここと強く結びついていて、さらなる目標に近づけると確信しているからだ。二つ目、私が重要だと感じられるからだ。信頼とリスペクトもね。私の契約は2020年まである。それまではいるよ。あと2年はサポートしてほしいね」

 選手、監督としてW杯を制したデシャン。偉大なフットボーラーの挑戦はもう少し続きそうだ。

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