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イングランドが圧勝発進!! 19歳ベリンガム先制弾皮切りに…守備に重心置いたイランを6発粉砕

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先制点を奪ったイングランド代表MFジュード・ベリンガム(22番)

[11.21 カタールW杯グループリーグB組 イングランド 6-2 イラン ドーハ/ハリファ]

 カタールW杯2日目が21日に行われ、ドーハのハリファ・インターナショナル・スタジアムではイングランド代表イラン代表が対戦。前半35分にMFジュード・ベリンガムの得点で先制したイングランドが、その後5点を加点して6-2の勝利を収めた。B組の第2節は25日に行われ、イングランドはアメリカ、イランはウェールズと対戦する。

 欧州予選を8勝2分、39得点3失点と圧倒的な数字で突破し、56年ぶりの優勝を狙うイングランド。そして、日本と別組となるアジア最終予選A組を1位で通過しながらも、開幕2か月前に監督交代し、カルロス・ケイロス監督率いるイランが初戦で激突した。

 序盤からイングランドが圧倒的にボールを保持し、5バックを形成するイランが待ち構える図式に。まずは耐えることを選択したイランだったが、試合開始早々の前半8分にアクシデントが襲い、FWハリー・ケインのクロスに対して飛び出したGKアリレザ・ベイランバンドが味方と激しく接触。流血も見られる中、試合は約8分間中断した。ベイランバンドは一時はプレーを再開したものの、自ら交代を要求し、同19分にGKホセイン・ホセイニがピッチへと送り込まれた。

 アクシデント以降もイングランドがパスを回し、イランのゴールをこじ開けにかかる。一時はボール保持率が70パーセントを超えながらも、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。前半32分にはDFキーラン・トリッピアーが蹴り出したCKからDFハリー・マグワイアが放ったヘディングシュートがゴールを襲うが、クロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 しかし、前半35分にイングランドがイランゴールをこじ開ける。左サイドでボールを呼び込んだDFルーク・ショーのクロスを19歳のベリンガムがヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 勢いに乗ったイングランドは前半43分、ショーのCKをファーサイドのマグワイアがヘッドで落とすと、反応したMFブカヨ・サカが強烈な左足ボレーを突き刺し、リードを2点差に広げた。さらに同アディショナルタイムには、ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、ケインのクロスに飛び込んだFWラヒーム・スターリングが右足ダイレクトで押し込み、前半を3-0で折り返すこととなった。

 3点のビハインドを背負ったイランは後半から3枚を替え、状況を打開しようと試みる。しかし、後半17分、スターリングから右サイドでボールを受けたサカがPA内に持ち込むと、対面した相手2選手をかわして左足のシュートでゴールを陥れ、イングランドが4点目を記録。だが、同20分、FWアリ・ゴリザデーのスルーパスからPA内に走り込んだFWメフディ・タレミが決めて、イランが1点を返して意地を見せる。

 試合を優位に進めるイングランドベンチは後半25分に動き、一気に4選手を交代。FWジャック・グリーリッシュ、FWフィル・フォーデン、FWマーカス・ラッシュフォード、DFコナー・コーディをピッチへと送り込んだ。

 すると、直後の後半26分、交代出場したばかりのラッシュフォードがチーム5点目を奪取。さらに同45分にはグリーリッシュが6点目を奪うと、イランの反撃を同アディショナルタイムのPKによる1点に抑えてイングランドが6-2で圧勝した。

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