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フランス代表にさらなる大打撃!リュカ・エルナンデスが右膝前十字靭帯断裂でW杯欠場

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 フランスサッカー連盟(FFF)は、DFリュカ・エルナンデスが右膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったことを発表した。

 前回大会王者として、カタール・ワールドカップに臨むフランス。開幕戦となった22日のオーストラリア戦では先制点を許したものの、オリビエ・ジルーの2ゴールやキリアン・エンバペの得点で4-1と逆転勝利を収めていた。

 しかし、この試合で先発したリュカ・エルナンデスは13分に負傷交代。自力で歩けずにスタッフに支えながらピッチを後にしており、状態が心配されていた。

 そして22日、FFFは声明で「右膝前十字靭帯断裂の犠牲となり、バイエルン・ミュンヘンDFはワールドカップを諦めなければならない」とし、「MRI検査で右膝前十字靭帯断裂を確認した。したがって、残念ながらワールドカップの残りの試合は欠場する」と発表。26歳DFは長期離脱を強いられることを明かしている。

 ディディエ・デシャン監督は「選手やスタッフ一同、リュカのことは本当に残念に思っている。重要な選手を失った。リュカは選手であり、ピッチへもどってくるために全力を尽くすと信じている。グループを代表して、彼のできる限り早い復帰を願っている」と語った。

 大会前にポール・ポグバやエンゴロ・カンテ、さらにクリストファー・エンクンクが負傷し、また直前にはカリム・ベンゼマがケガで欠場を強いられたフランス。リュカ・エルナンデスの離脱はさらなる打撃となった。
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